ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

11月27日名古屋グランパス

週刊サッカーマガジン2002.11.27 No.898、68ページ、名古屋グランパスの「担当編集者ノートの隅っこ」より。
「来期から加入の北村は、センスにあふれた中盤の選手。層が厚くなるのはうれしい限りだ。大卒選手として思い出すのが今季に入って完全にレギュラーに定着した中村直。互いに切磋琢磨して激しいポジション争いを。(井上俊)」
 
 この井上俊さんに関しては、以前ベガルタ仙台の同欄に関してつっこみを入れたことがある。「ボランチの層が広がる」という文言についてだった。
今回は「層が厚くなる」ときちんと使っている。
しかし。
 「互いに切磋琢磨して激しいポジション争いを。」という結論の部分に疑問が残る。
 北村という選手が入って、層が厚くなって、同じ中盤の中村直という選手と競い合うという流れはわかる。切磋琢磨もしあうんだろうなあ、というのもわかる。
 しかし、切磋琢磨するのは、激しいポジション争いのためかね。
 まあ、まずはポジションを奪い取る必要があるのだろうけれど、ゴールはそこではないでしょう。チームとしては優勝を常に争うだけの力をつけることが有能な選手が入ってきて選手同士が切磋琢磨する目的でしょう。
 「激しいポジション争いを」というのは、どういう立場から、誰にとってのゴールとして提示したものなのだろう。北村という選手としたら、「ポジション奪取」の方がゴールだろう。中村直という選手としたら、「ポジションを渡さない」もしくは「ともにレギュラー定着」だろう。
 何かゴールがあいまいだなあと感じる。