ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

手話狂言

 研究日。朝ゆっくり目に7時に起床。いつもが5時だから、7時まで寝ているというのはけっこう朝遅くまで寝ている気になる。
 食事の支度を手伝う。餅を焼く。次男、三男が終わっていない宿題を連れ合いに指摘されてせっせと始める。
 長男はかなり遅くまで寝ている。「てるてる家族」が始まってからやっとトイレから出てくる音が。走っていって車にぶつかるなよー。
 9時から「オケピ!」のビデオを見ながら仕事。東京公演の最終日をWOWOWOWが劇場中継したのだそうな。中3の生徒が貸してくれた。
 初演の時より短くなったというがそれでも3時間半。おもしろい芝居だから長さは感じないけれど。天海祐希さんは手足が長くてダンスがきれい。さすがだね。初演の松たか子より、イメージはあっているんじゃないかな。
 川平慈英さんは、ニュースステーションとか見てると、なんだかもうお腹いっぱい、という感じであんまりお芝居みたいと思わない(「月桃の花」の演技は抑えていたのでよかった)けど、この芝居でははまり役というか、三谷さんは当て書きしたのかな、というピッタリのキャラクターで笑えた。
 相島一之さんは「12人の優しい日本人」ですごく上手だなあと思ってから出演している作品では注目してきたけど、使い勝手のいい役者さんだなと思う。「HR」で白井さんの生意気な部下役やったときなんか、いかにも憎々しいというキャラで、返って愛着が湧いてしまった。
 佐野役の役者さん、小林隆さんだっけ。古畑任三郎の時と同じように名前を覚えていてもらえない(しかも全員に!)役で、それがまたピッタリだった。
 小日向さん初め、そうした芸達者?な脇ががっちり固めているので、主役級の人たちも楽しそうに演じているように見えた。白井さん、最初の方は何回か噛んでいたけど、劇場中継じゃないとああいうのは見られないかな。本当は劇場に行ってみるのが一番なんだけど。
 で、あんまりずーっと見ていると、劇場に行くのに遅れるので、11時半で止めて、簡単に食事を済ませ、千駄ケ谷へ出る。
 国立能楽堂へは随分久し振り。改装してきれいになってから生徒を引率して一回来たかな。たしか「葵上」を見た。ただ改装後、客席数が減ってしまったので引率してこなくなったんだよね。(能だとみんな寝てしまうという問題もあったが・・・)
 平日の昼間ということでお客の入りは良くなかった。正面は満席だったが、脇は間の方だけで後ろはガラガラ。挨拶で出てきた黒柳徹子さんもちょっと戸惑っていたみたい。「土日に開催されるときは補助席も出るくらいなんですが」とフォローしていた。
 残念だったことがもう一つ。米内山さんが体調を崩して出演できなくなったという。代役に五十嵐由美子さんという方が出られた。
 「簸屑」若手女優3人による舞台。アドの廣川さんの出の表情が良い。太郎冠者がお茶を挽く演技、扇子を石臼の柄に見立てているのだけれど、僕の持っている石臼のイメージより、背が低い感じがした。子どもの頃、母方の実家でダイズをひいたりした記憶とちょっと違和感があった。
 おもしろかったのだけれど、次郎冠者の踊りの後位でねむくなってちょっとウトウトした。
 休憩でロビーに出たら、黒柳さんがいろんな人と挨拶をしていた。思ったより小さくないなあと思った。もちろん声を掛ける勇気などなくそそくさと客席へ。
 「成上がり」太郎冠者の井崎さん、すっぱの砂田さん、さすがに上手い。アドの鈴木さんという方も、和服を着るにはちょっと痩せているかな、と思ったけれど、動きはきれい。この舞台はテンポも良いし、間の取り方もいいし、表情も豊かで、見ていて本当に楽しめた。
 「千切木」代役の五十嵐さんは、代役を感じさせない熱演だった。でもねえ、柳井山さんだったらどんな太郎だったのかなとやっぱり思ってしまった。女房に散々けしかけられてしぶしぶ仕返しに出かけるところなんか、どんな風だったんだろうなと思う。
 この芝居は、現代風にアレンジもできそうだなと思いながら見てた。
 終わって出てきたら4時。1時半開演だから2時間半か。楽しかった。
 
 行き帰りの電車で「現代世界演劇2」を読む。