ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

「もう遅い」ヴォルフガング・ヒルデスハイマー作

さびれた村を訪れた老教授と、村の人々とのやりとり。
 何が生み出されるわけでもなく、何かが起こることを期待していると、結局何も起こらずに期待は裏切られる。
 構成が見事。いいなあ。読んでいて飽きない。登場人物は誰も成長しないし、何かを学びもしない。ただただ無為な行為が繰り返されていく。そして村は崩れていく。バカにしていたものがバカにされ、ウソが真実になり、また裏切られ・・・。
 人生とはかくもむなしいものか、そんな余韻を残して幕が終わる。こういう芝居は好きだ。