ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

ねたばれ?

ダイアナ・ウィン・ジョーンズと言えば、今年宮崎駿監督が「ハウルの動く城」をアニメ化することで話題になった、イギリスの女流作家。彼女の描く魔法ファンタジーは、まさにファンタジーの王道という感じがする。ハリー・ポッターはどちらかというと、テレビゲーム的に次々と新しい魔法を身につけていく、という形だけれど、ジョーンズの世界の登場人物は、そんな型通りの魔法ではなく、個性的な魔法を扱う面々ばかり。
 そんな彼女の作品の中でも、傑作の中に数えられるのはないかと思うのが、『七人の魔法使い』(ISBN:4198617856)。
 読んでいて本当に夢中になる。
 ところが、である。
 登場人物の関係をあれやこれやと頭の中に描いて、「こいつはこうだな」とか考えていて、その予想が裏切られたときの快さが、彼女の作品の醍醐味の一つなのだが、翻訳のミスだろうか、途中でネタバレが起こってしまっている。
 「こいつはこうかな、それともこうかな?」と思って読んでいたら、突然「こっちだよ」と正解を突きつけられてしまうのだ。
 しかも、話の中ではその後もしばらくそのことには誰も気付いていない。なのに、読んでいる方は途中ですでに正解を突きつけられてしまっているのだ。
 こりゃあ、まずい。何とかしてくれ。出版社に教えたほうがいいかな。実はこの本、長男のためにアマゾンで注文してあるんだけれどね。返本して問い合わせてみようか。