ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

「コリオラン」(シェイクスピア原作によるブレヒトの改作)ベルトルト・ブレヒト作 岩淵達治訳

反英雄劇。というのだそうな。コリオランという英雄を、英雄として描かずに彼の暴虐性、思慮のなさ、そうしたものをえぐり出してくるわけだが、英雄として描かれるより、ぼくはこうした人間臭さが見えるほうが、人物として共感できる。
 コリオランがローマを攻略する直前に撤退したのは、結局、「賎民」と呼ばれる労働者達が、降伏ではなく戦いを選んだことをヴォルムニアによって知らされたからなのだろうか。その辺がちょっとよくわからない。演出でいろいろ解釈できるのだろうが。