ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

「賎民の暴動稽古 ドイツの悲劇」ギュンター・グラス作 高本研一訳

「コリオラン」とこの作品を併載した編者に拍手。東ドイツの暴動の中、ブレヒトとおぼしき座長は、民衆に与するわけでもなく、その暴動の様子をテープに記録して「コリオラン」の演出に使えないかと考えていたりする。やがて民衆によって絞首刑にされそうになるが、「コリオラン」の胃袋の例えで何とか、切り抜ける。そのうちにソ連の戦車によって、暴動は鎮圧される。
 ブレヒトの姿勢を痛烈に批判するとともに、「コリオラン」そのものの限界も示しているという感じだな。
 作者の「ブリキの太鼓」を今度見てみよう。