ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

第4試合:即席トンコツ対Debate Network Aチーム

 稲田さんは確か九州出身だった気が。それでトンコツなのかな。プランで統一通貨の名前もトンコツにしてました。隣で観戦していた齋藤さんが、「この名前だけで否定側にボートしますね。」と笑っていた。

こっちはリハビリのつもりで来ているのに、稲田さんは容赦なし。まあ、早い早い。近ごろディベート甲子園ではスピーチをわかりやすくということを徹底しているので、これだけのスピードの立論を聞くのは、遺伝子組み換えの決勝以来。それでも構成がきれいなので、追っかけることは全然つらくない。メリットを全部で3点。1「中国の軍事力の脅威を除く」2「世界大恐慌の回避」3「「為替手数料なしによる景気の浮揚」。いや早い早い。久し振りに全力で書きまくりました。

それに対して否定側はトピカリティの議論を提出し、デメリットを一つ提出するというストラテジーで対抗してきた。まあ、結局そのお陰でメリット1と3に何も触れられなくなるわけだけれど。トピカリティも肯定側から反論された点に対して十分返せず途中で消えてしまった。教育効果を考えても、こちらの定義を採用すべきだという威勢は良かったけれど、自分たちの主張とそれをサポートするために提出した証拠資料がどう結びつくのか、そこの分析が不十分だった。これはトピカリティだけでなく、例えば反駁で使った資料も、資料でこう述べているということを示すだけで、その内容がいかに肯定側が示している内因性を弱めているのかといった分析が示されていなかった。で、そうなると老獪なお二人に緻密に分析をされて反駁されてしまう。かくして死屍累々という感じで反駁ではきれいに弔われておしまい、ということになってしまった。肯定2反の櫻井さんは、僕がコメントするであろうことを先取りして、講評を述べてからまとめて下さったので、本当にジャッジとしては楽な試合でした。いや、それでもトピカリティの提出の仕方とか、その返し方とか、勉強になりました。

結局、4戦して、13日の準決勝進出を決めたチームは、4勝が即席トンコツ、3勝が3チームで、死せるディベーター達の会、東北大ESS、チームエラ星人でした。

 面白かったけれど、疲れた。帰りの電車の中では、採点しているつもりがいつの間にか寝てしまっていました。あ、そうだ、バーバリーのマフラー忘れてきてしまった。誰か保管してくれているといいのだが。