ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

「アンドラ」マックス・フリッシュ作 内垣啓一訳

背筋が寒くなる。普通の人々の何気ない行動が、いつの間にか悪意に満ちたものになっていって、とうとう一人の人間を憎むべき存在へと作り上げていってしまう…。
「ユダヤ人」というコードは、被差別部落出身とか、「外人」という言葉に置き換えて、日本でも流通する。根強い差別感上が我々の中にある。子どもの頃、母が都はるみがチョーセンジンだったので、がっかりした、という発言をして、すごくショックだったのを覚えている。そういう自分も、草野球でファールなのに一塁へ走るヤツをはやす言葉で「ファールでかけるは田舎っぺ」「それをいうのはチョーセンジン、シェイシェイ」なんて使っていた。
サカキバラ事件の元少年が仮退院。彼に対する社会の目は、この戯曲のアンドリのようにならないとも限らない。