ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

「7月6日」ミハイール・シャトローフ作 佐藤恭子訳

まあ、結局はレーニン万歳!という劇なんだろうけれど、政府に対するエス・エル左派のクーデターが起こって収束するまでの、緊迫の3日間を描いたもの。

ソ連が崩壊して、レーニン像が倒されてしまった現在、読み返してみると、いささか内容的には陳腐な感じではある。

結局記録的演劇というのは、その時代を現しているということでは、その時代の空気をよく現しているのだけれど、その時の熱狂というのは、それを共有したある特定の人以外には、忘れ去れてしまうものなんだろう。

とはいえ、こういう緊迫感を描けているというのはいい戯曲だと思う。