アーノルド・ウェスカー作 小田島雄志訳
どでかいレストランの調理場。昼食時になると戦場のようになるその調理場で繰り広げられる人間模様。
「王様のレストラン」とは違ってここでは調理場のコック達とウェイトレスのにんげん模様が中心。そこにオーナーとの支配、被支配の関係が組みあわされる。
調理の様子はパントマイムで行うということだけれど、このスピード感をうまく演出できれば、それだけでダンスかなにかを見ているようなリズム感を出すことが出来るだろう。
幕間の夢の話が非常に印象的だ。登場してくる人物もそれぞれ特徴があって興味深い。