ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

黒板ディベート

西部直樹さんのブログで、黒板ディベートという方法を紹介している。

 「日本は救急車の利用を有料化すべきである」に決まり、リンクマップを作った。その後、参加者同士で即興的なディベートをした。
 論題が決まっただけなので、当然ながら何の資料もない。これで普通にディベートをすると、ある、ないの水掛け論になりかねない。
 いつも一争点ゲームをして、論点を検討しているが、少しマンネリだ。初心者もいるし、フローをとる力量もまちまちだ。原稿用紙ディベートは、書くのはいいのだが、論点のシェアがなかなか難しい。ならば、一争点ゲームと原稿用紙ディベートを一度にやってしまおう。黒板に書きながらディベートをしたらどうだ、と思いつき、早速やってみた。
 幸い、会場には大きな黒板がある、学校の教室にある黒板の1.5倍くらいのものだ。それにホワイトボードもある。
 参加者を二手に分け、さらにグループ内で立論、尋問、反駁の担当に分ける。時間があまりなかったので、グループ内の打ち合わせなしで、ディベートを開始する。ホワイトボードは肯定側、黒板は否定側だ。それぞれの立論を書く、肯定、否定同時に立論が展開される。口頭でおこなうのと異なり、「書く」ディベートだからできること。立論を読みながら、尋問、反駁の担当者は考えはじめる。書いてあるから、じっくりと検討ができる。時間制限をかなり緩やかにしたのも、検討を深める助けになったようだ。辛かったのは反駁担当者だ。肯定のボードと否定のボードを行ったり来たりしながら書くことになるからだ。なかなか楽しい。
 最後の反駁が終わって、全員で黒板の前に立って議論を検討した。議論がそのまま残っているのが、この「黒板ディベート」のいいところだ。論点のズレや反論の有効性などが一目瞭然なのだ。

 今回は、思いつきで、エイッヤとやったけれど。もう少しやり方を整えて、授業に取り入れてみよう。

西部さんは、今年都立つばさ総合高等学校の授業でディベートを教えている。

この方法はたとえば2時間続きの授業なんかだったら有効に使えると思う。

立論をポスターに書いておいて、そこに反駁をポストイットで貼っていくという方法は今までにもあったけれど、これは少人数の授業だったら面白いのではなかろうか。

もちろん、部活でも使える。土曜日なんかの時間があるときにやってみるといいかも。

うちだったら、110教室とか第1集会室なら黒板が二つ使えるから面白い。