ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

ブロイラー養成講座?

ディベート界、東北の雄、藤田さんの今年の取り組みのレポートが面白い。

会津若松第2中学校を率いて、二年連続で全国大会の決勝まで進んでいる。その指導は実に緻密だ。

お好きな鉄道の運行表のようにしっかりとした計算の元に生徒達を鍛え上げている。

今年は市内の河東中学校へ移動されたのだが、そこでもディベート部を組織し、さらに前任校の生徒達も交えて指導をなさっている。

ブロイラー養成講座と銘打っての、ゴールデンウィーク中の指導がアップされた。

「ブロイラー養成講座」とは池田修さんの「放牧指導」に対して御自分の指導法を卑下しておっしゃっているのだが、いや、ブロイラーなんてとんでもない。例えば、学習会の際に心がけていることとして次の2点が紹介されている。

学習会を行う時に自分が続けていることが2つある。1つは,簡単でも必ず要項を作ることろ。もう1つは,最初にスピーチの時間を取ることである。ディベートはフローを取るものの,基本的には音声の競技なので,記録が残りにくい。学習会の内容についても,板書して説明しても,きちんと記録がないと後に残りにくい。そこで簡単でも要項が必要になる。また,要項のプロットを最初に見ることで,その日の学習内容を一覧することができる。次にスピーチだが,最初の段階だと一人30秒くらいずつスピーチさせる。 決められた時間を話しきるという経験,人前でスピーチするという経験,いきなり示された内容について素早く話を組み立てる経験などをさせるためである。

教師の側のこの「構え」がいい。無駄なく生徒達に力をつけさせてやりたいという意欲が伝わってくるではないか。

明日はまた部活に見学者が来るかもしれない。藤田さんのこの心構えを見習って、ぼくも要項を作って、待ちかまえていようかな。

東北地区中学の部の全国大会出場枠は2。今年は会津若松から2校出場する可能性は高いと見た。