Top of YOKOSUKA
高校の同窓会に出かけてきました。
5時半に学校を飛び出して京浜東北線に飛び乗り品川へ。品川で京浜急行に乗り換え。
久しぶりに快特に乗りました。相変わらずとばすなあ。このスピード感。横須賀に戻っていくという感じがします。
横須賀中央について、汐入に一駅逆戻り。
横須賀プリンスホテルなんてのができてたのね。GIクラブだっけ、GIジョーだっけ。なんかそういうものがあったところに建てたみたい。プリンスホテルって、のっぽに建てるというコンセプトがあるのかね。
5回の荒磯の間というのが同窓会会場。7時からを10分ほど過ぎてしまった。
部屋のドアを開けるとすでにみんな集まっている。
担任の山本先生がいらっしゃる。すぐに幹事の竹内君がやってきてくれる。男子はすぐに顔がわかるが、女子はなかなかわからない。
立食形式だと思っていたら、二つの丸テーブルに分かれて、着席で食事が出てくる形になっている。
今日集まったのは18人。
3年前には27人集まったのだそうだ。前回は参加できなかったので、本当に23年ぶりの人もいる。近くに座った男子の中で、藤原君の名前を間違えてしまった。初めて担任した生徒でよく似た子がいたので、その子の名前を言ってしまった。いかんいかん。
あんまり変わってないね、と言われる。
昔から老けてたからなあ。以前、高校の時の写真を生徒に見せたら、教師になってからの写真だと誤解されたことがあったっけ。
ほぼみんながそろったところで、近況報告をする。
聞いていると、ほとんどのみんなが、2人か3人の子持ちになっている。
桑原さんなんか、大学3年生の子供がいるという。いやあ、びっくり。
2時間歓談して、2次会は最上階のTop of YOKOSUKA に移動する。
山本先生をのぞく全員が参加。11時までまた旧交を温め、近況を報告しあったりする。
…僕としては、非常に困ったというか、古傷がいたいというか、いわゆる一つのブレイクハートですか、その相手が一人隔てた所に座っちゃったりなんかしたりして、ええと、どう声をかけていいものやら、悩みました。
23年も昔の話だから、もうすっかりおじさんになっているから、というのは関係ないもので、顔を見たら、やっぱりなんですか、やけどは治ったけれど、その後が引きつれてちょっとかゆいぞ、というかなんというか。
いっぺんトイレに立って、気合い入れて、挨拶しました。
挨拶したら、あとはなんか、ほっとしてね、そこはそれ、おじさんですから。
昔の話と笑い飛ばしましたが、でもね、あのころどんなことを思ったのか、いろいろと話してくれて、すんげー感動しました。
ああ、いい人好きになったなあ、なんてね。
今振り返ると、自分の気持ちには素直に行動していたけれど、自分の気持ちにばかりとらわれていて、そういうストレートな表現の仕方が、相手にとってどんな風に感じられるか、なんて考える余裕がなかったなあと。
まあ、そんなことを考えながら、ビールをついで頂いたりして、歓談しました。
残念だったのは、美術部の仲間が今年は参加してなかったことだな。
岩井君や工藤君も、次回は参加できるといいなあ。次回は4年後だそうですが。
11時にみんなと分かれて、一人、ベースの前を通り、シャッターがおりて、トンネルみたいな三笠通りを抜け、平坂を上って実家に帰りました。