ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

ギリシャ公演日誌 9月4日(土)晴れ

ikutosu2004-09-04

いよいよケファロニアに別れを告げる日が来た。6時起床で6時半に朝食という話だったが、そんな時間にホテルのレストランが開いてくれるはずもなく、朝食は後回しにして荷物をホテルの前に並べ、バスを待つ。

7時35分発のフェリーに乗るはずだったのだが、バスがなかなかやってこない。「これは間に合わないか」と半分あきらめかけていると、20分頃にバスが到着。急いで荷物を積み込み、出発。

もうあと五分しかないとはらはらして港へ向かったが、着いてみると、フェリ−もまだ着いていなかった。ということで無事に乗船。乗り込むと場所を確保して有り合わせの朝食。そして寝られる人はできるだけ寝かせる。2時間半で行きにフェリーに乗った所に到着。

そこからバスで一路アテネへ。順調に進んで、3時過ぎにホテルに。

一休みして路線バスと地下鉄を乗り継いで領事館へ。在ギリシャ日本大使館の北川さんと会う。大使館の仕事を聞いたり、こちらから質問をしたりして五時半から6時半過ぎまで過ごす。

その後、また地下鉄でアクロポリスへ。今日の最大のイベント、イピネゲイアを、世界最古の屋外劇場ディオニソス劇場で観劇する。

土曜日ということもあって、お客さんはけっこう多い。一番安い18ユーロのチケットを買うことにする。学生は半額の9ユーロ。こういう所がさすが文化国家という感じがする。入場するともう満席に近い状態。上手の上の方がやや空いているだけ。

正面の一番上に行くことにする。大理石でできた階段を登って行く。すり鉢上の劇場はものすごいこう配がきつい。一番上から見下ろすと、舞台はまさに奈落の底という感じがする。上演時間が近づくと、早く始めろとでもいうのか、催促の拍手が始まる。

そして開演。イピネゲイアはアガメムノンの長女の名前。トロイア戦争に出発するにあたって、風が凪いで出陣できなかったときに、イピネゲイアを生け贄として捧げよという神託が下り、アキレウスと結婚させるという偽の手紙でイピネゲイアとクリタイネムストラを呼び寄せ、呼び寄せた後で真実を告げる。クリテムネストラは激怒し、イピネゲイアは悲嘆にくれる。アキレウスも同情してイピネゲイアを救うよう誓う。しかし、ギリシャのために犠牲になることを決意したイピネゲイアは、アキレウスの申し出を穏やかに断り、母親にもアガメムノンを憎まないように諭すと従容として生け贄になるため、その首を差し出す。しかし、アガメムノンの手に握った刃がその首に触れようとしたそのとき、哀れと思った神の慈悲によって雌鹿が身代わりの生け贄となって死に、イピネゲイアは神の元にその身を連れて行かれるというハッピーエンドで終わる。話の内容は、事前に配られた脚本をみんな読んでいたので、ギリシャ語でも筋を追うことが出来た。

スゴいのは、一番上で見ていても、声がちゃんと聞こえてくること。すぐ目の前で演じているような臨場感がある。照明もきれいだし、役者の動きも見事だった。ただ、音響がメタメタ。きっかけ間違えてあたふたしているブースの様子がよく見えた。

亀岡さんは、歌が下手だと怒っていた。裏声だし、音程とれていないし、マイク使っているし、曲も現代風で合っていないしと。それでも、役者の力で見せてくれたかなという感じだった。

観劇後、アクロポリスをぐるっと回ってシンタクマまで出て食事をとり、地下鉄と路面電車を乗り着いてホテルへ。みんなを休ませてから田辺さん、橋本さん、亀岡さんと、近くの海辺にあるカフェへ。ビールを頼んで、そのカフェのプライベートビーチの方に降りて乾杯する。海がライトアップされていてきれい。ギリシャ最後の夜。怒濤の6日間を振り返りながら一時を過ごす。



いよいよケファロニアに別れを告げる日が来た。6時起床で6時半に朝食という話だったが、そんな時間にホテルのレストランが開いてくれるはずもなく、朝食は後回しにして荷物をホテルの前に並べ、バスを待つ。

7時35分発のフェリーに乗るはずだったのだが、バスがなかなかやってこない。「これは間に合わないか」と半分あきらめかけていると、20分頃にバスが到着。急いで荷物を積み込み、出発。

もうあと五分しかないとはらはらして港へ向かったが、着いてみると、フェリ−もまだ着いていなかった。ということで無事に乗船。乗り込むと場所を確保して有り合わせの朝食。そして寝られる人はできるだけ寝かせる。2時間半で行きにフェリーに乗った所に到着。

そこからバスで一路アテネへ。順調に進んで、3時過ぎにホテルに。

一休みして路線バスと地下鉄を乗り継いで領事館へ。在ギリシャ日本大使館の北川さんと会う。大使館の仕事を聞いたり、こちらから質問をしたりして五時半から6時半過ぎまで過ごす。

その後、また地下鉄でアクロポリスへ。今日の最大のイベント、イピネゲイアを、世界最古の屋外劇場ディオニソス劇場で観劇する。

土曜日ということもあって、お客さんはけっこう多い。一番安い18ユーロのチケットを買うことにする。学生は半額の9ユーロ。こういう所がさすが文化国家という感じがする。入場するともう満席に近い状態。上手の上の方がやや空いているだけ。

正面の一番上に行くことにする。大理石でできた階段を登って行く。すり鉢上の劇場はものすごいこう配がきつい。一番上から見下ろすと、舞台はまさに奈落の底という感じがする。上演時間が近づくと、早く始めろとでもいうのか、催促の拍手が始まる。

そして開演。イピネゲイアはアガメムノンの長女の名前。トロイア戦争に出発するにあたって、風が凪いで出陣できなかったときに、イピネゲイアを生け贄として捧げよという神託が下り、アキレウスと結婚させるという偽の手紙でイピネゲイアとクリタイネムストラを呼び寄せ、呼び寄せた後で真実を告げる。クリテムネストラは激怒し、イピネゲイアは悲嘆にくれる。アキレウスも同情してイピネゲイアを救うよう誓う。しかし、ギリシャのために犠牲になることを決意したイピネゲイアは、アキレウスの申し出を穏やかに断り、母親にもアガメムノンを憎まないように諭すと従容として生け贄になるため、その首を差し出す。しかし、アガメムノンの手に握った刃がその首に触れようとしたそのとき、哀れと思った神の慈悲によって雌鹿が身代わりの生け贄となって死に、イピネゲイアは神の元にその身を連れて行かれるというハッピーエンドで終わる。話の内容は、事前に配られた脚本をみんな読んでいたので、ギリシャ語でも筋を追うことが出来た。

スゴいのは、一番上で見ていても、声がちゃんと聞こえてくること。すぐ目の前で演じているような臨場感がある。照明もきれいだし、役者の動きも見事だった。ただ、音響がメタメタ。きっかけ間違えてあたふたしているブースの様子がよく見えた。

亀岡さんは、歌が下手だと怒っていた。裏声だし、音程とれていないし、マイク使っているし、曲も現代風で合っていないしと。それでも、役者の力で見せてくれたかなという感じだった。

観劇後、アクロポリスをぐるっと回ってシンタクマまで出て食事をとり、地下鉄と路面電車を乗り着いてホテルへ。みんなを休ませてから田辺さん、橋本さん、亀岡さんと、近くの海辺にあるカフェへ。ビールを頼んで、そのカフェのプライベートビーチの方に降りて乾杯する。海がライトアップされていてきれい。ギリシャ最後の夜。怒濤の6日間を振り返りながら一時を過ごす。