ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

上野動物園

今日は毎年恒例の理科見学。高2は上野動物園
僕は午前中本部詰めということで、ニホンザルの前に待機。おかげでじっくり猿山の猿たちを観察できた。今日はわりと暖かかったので、若い猿たちが水浴びをして遊んでいた。2歳の猿が水の中に入ってみせると、今年生まれた猿が恐る恐る片手を水にいれてばしゃばしゃしている。そこへもう少し大きい猿が来て、勢いよく水をかけたりしてふざけていた。

11時5分まで本部にいて、11時35分からまた猿山の前で動物解説員の方から生徒たちに説明をしていただくのに付き添う。
ニホンザルというのは北限に住む猿で、世界でも珍しい存在なのだろうだ。外国では「スノー・モンキー」と呼ばれているらしい。オナガザル科に属しているのに、しっぽが非常に短いのは、寒さを防ぐ工夫なのだとか。

女系社会で、権力は母猿から娘へと受け継がれていく。現在はイヨカンという雌猿が実力者で、その一族が力を持っている。雄猿のカクレンボが威張っているのはイヨカンの息子だから。

そんなことを聞きながら猿山を見ていると、向かって右手の東屋のような所に、イヨカンと娘とその孫がやってくる。とたんに他の猿たちが正面からさーっと姿を消してしまう。しばらくしてカクレンボがその東屋にやってくると、カクレンボに憧れる若い雄猿たちがその周りにワラワラとやってくる。実に封建的な社会が構成されているのがよくわかった。
猿たちはそういう身分社会に生きているので、自分達の間の関係に気を使っていて忙しいので、見ている人間のことを気にする余裕などないそうな。

30分ほどお話を伺い、昼食の時間になったので、レストランで予覚していた「ゴリラの食事」を食べる。
女性の先生方は「パンダのおかゆセット」を注文。他に40名ほどがこの二つのメニューに挑戦してみた。

ゴリラの食事は、六舞錐の食パン1枚、ブルーベリージャム、生のほうれん草、ミニトマト、フルーツのヨーグルトかけ、落花生とレーズンと煮干し、ゆで卵一個、バナナが一本。ほとんが火が通っていないもの。

それでもまあまあ食べられる。パンダのおかゆセットは、あんまり生徒たちの口に合わなかったみたい。

食後、西園へ移動して、爬虫類館と小動物館を見学。それから動物園ホールの隣のズーポケットで開催されているモリーさんの絵画展を見る。52歳のオランウータンのモリーさんは、毎日クレヨンで絵を描いているそうだ。けっこう色使いもきれいだし、繊細なタッチで描いている。

2時半から動物園歩−ルで質疑応答。けっこう活発に質問が出て、あっという間に3時になる。

解散後、上野駅のTHE STUDY ROOMで子どもたちへのお土産におもしろいコマを三つ購入。ここは本当に面白い。理科の実験に使えそうなネタがゴロゴロしている。