ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

「ブラック・コメディ」ピーター・シェーファー作 倉橋健訳

「アマデウス」の原作者なのね。

そういえば、今年、劇団四季がエクウスを4月頃やったっけ。卒業生のK丸さんから連絡をいただいていたのだけれど、見に行けなかった。

さて、ブラック・コメディ。この場合の「ブラック」は「停電」を意味しているのね。

普通の状態を暗転で表し、停電の状態を照明をつけた状態で表すというのが面白い。売れない彫刻家ブリンズリーの部屋に、今晩、大富豪がやってくる。少しはいいところを見せようと、彼は向かいの部屋に住んでいる古美術商のハロルドの部屋から、ハロルドが旅行中なのをいいことに家具を拝借してくる。

さらに、彼と美人だけれどちょっとおつむの弱い許嫁のキャロルのところへはキャロルの父親のメルケット大佐もやってくることになっている。

二人が準備をしていると、いきなり停電になる。

真っ暗闇の中、停電におびえたアパートの住人ミス・ファーニバルが飛び込んできたり、旅行に行っているはずのハロルドが帰ってきたり、6週間前に別れたはずのクレアがやってきたり、電力会社の男が修理に来たり、真っ暗闇の中で、ブリンズリーはどんどん窮地へと追い込まれて行く。

つじつまを合わそうとすればするほど、どんどんドツボにはまっていくのが、軽快なテンポで描かれていて、読んでいて楽しい。

萩本欽一さんが演出し、野口五郎さんが主演で上演されたことがあるらしい。

面白かったんだろうな。

ぼくのイメージでは、近頃黒木瞳さんとCMで共演している山ちゃんなんかがはまり役にならないかなあと思うのだけれど、ちょっと年が行き過ぎてるだろうか。