ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

電話の屋内配線の買い取り

受信料拒否の波紋が色んな形で広がっているようです。

病院貸しTV 受信料40億円拒否 業界団体がNHKに通告

 業者側は年間40億も負担していると言ってますが、NHKは4億円程度と言っています。いずれにしても、減収の傾向に拍車がかかることは間違いないですね。NHKがつらいのは、支払拒否に対して、放送法では罰則規定がないんですよね。だから、できるのは抗議程度なんですな。

 ただ、営業努力もなしで、お金が懐に入ってくるという感覚でいるようでは困るので、こうした動きをきっかけにして、より魅力的なコンテンツづくりに励んでほしいものです。視聴率を気にしないで番組を作れるというのは、ある意味非常に貴重な訳ですから。

 ところで、NHKほどではありませんが、「懐手」状態でお金を手に入れている企業はまだあります。

 それはNTT。電話使用料の明細を見ると、「屋内配線使用料」だとかなんとかいう項目があるはずです。

 これは、屋内の配線はNTTから利用者にレンタルしていることになっているんですね。そのレンタル料です。月々60円。払っていることのメリットは、屋内配線にトラブルがあった時には、無料で修理が受けられます。
 デメリットはこの金額を払っていないと、トラブルの時に8000円もかかるということです。

 ところが、屋内配線がトラブルで使えなくなるというのはほとんど考えられないんですね。

 僕は今から15年程前に、屋内配線を買い取ってしまいました。やり方は簡単です。

116に電話して、「屋内配線を買い取ります。」と言うだけ。(参考月に60円得する 屋内配線の買い取り)「買い取る」と言っても実費がかかる訳ではありません。翌月の明細書から60円ひかれていたのがなくなるだけです。

年間720円の節約というささやかなものなんですが、解約をするために116に電話をしたときの相手の対応は忘れられませんでした。

「屋内配線を買い取ります。」

「(あわてた様子で)もちろん、買い取りはご自由ですが、そうなると、これからはお客様が主人公ということになりますが…」

「(俺は自分の人生の主人公だよ)かまいません。」

「もしものことがありますと、実費をご負担いただくことになりますが…」

「うちにはネズミもいませんから、別に構いません。」

まだディベートをしていない頃でしたけれど、相手のあわてた様子は、申し訳ありませんがおかしかったです。

 まあ、そうでしょうね。一件あたり720円でも、たとえば現状の加入者6000万件が支払をやめたら、432億円の減収ですからね。逆に言うと、いつあるか分からないトラブルのために、これだけの金額を収める必要があるのか、ということにもなるのです。ましてや固定電話の加入権を廃止しようなどということが言われている現在、この程度の抵抗はしてもいいかなと。

 で、屋内配線を買い取って、以来15年間、我が家は何のトラブルも起こっていません。1万800円の節約ですか。

ただ去年のように、台風や地震といった自然災害が多発する状況を見ると、本当に負担しなくちゃいけない状況も出てくるかな、という気はしなくもありません。ま、その時はその時ということで。