ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

今年度の授業終了。

 土曜日の1時間目で、今年度の僕の受け持ち授業はすべて終了。残るは明日からの期末テストのみ。11月下旬の授業から、「考具」のマンダラートやマインドマップの使い方を教えてみた。

 反応は二通りだった。

 1つは、こんなの面倒くさい、普通のやり方をしてくれ、というもの。嫌いだ、という言い方をしてきた生徒もいた。「今、ここで」に何回か文句を書いてきた生徒もいた。しかし、ただ「嫌いだ」と言われても、どういう理由で嫌いなのか、面倒なのかを示してくれないと改良のしようがない。だから「提出となると、絵を書いたり、色を使ったりして丁寧に見やすくということを意識してしまって時間がかかってしまう」といった理由を書いてきてくれた生徒の意見はありがたかった。最後の4時間は、1時間に一枚マインドマップで文学作品の内容をまとめていったけれど、ここでは鉛筆書きでいいこと、絵や色は時間に余裕があれば入れていい、ということにした。

 後ろ向きの理由でやめてくれという意見もあった。どういうことかというと、最初から現代文の授業に積極的に取り組む気がない、という生徒がわずかにいるわけだ。国語はやらなくても点が取れるから、その分英語や日本史の内職をしたい、といった理由や、眠い、という理由ね。

 こういう人達には、マインドマップは一時間その作業に集中しなくてはいけないから、迷惑、という風に感じられたのだろう。

 早急に結果を求めて、上手く行かないと投げ出そう、という生徒もいた。

 こうした生徒へは、こちらもこうした方法の魅力を上手にプレゼンテーションし、続けて行くことで実際に効果がでるということを示していかないといけないね。

 もう1つの反応は、好意的に受け止めて、積極的に取り組んでくれた生徒達だ。こっちの方が多かったのは救いだった。

 おもしろいなと思ったのは、普段の授業で目立たなかったり、成績が低かったりする生徒でも、マンンダラーとやマインドマップを見ると、非常に個性的なものの見方をしていることが分かったり、他の生徒よりも分かりやすいものを作っていたりすること。

 あとは作って作りっぱなしにしないで、うまく記憶に結びつけ、使いこなして行けるようにしていくことだ。これには今後の指導をどうするかを考えて行く必要がある。

 僕の方でも、マインドマップを書きやすいように、あらかじめ自分でマインドマップを作ったりする過程で、指導内容の吟味をすることができて、非常に助かった。

 同僚の教師の中にも、興味を持って、「もう40枚も書きましたよ」なんて言って下さっている人もいる。他教科も巻き込んで、うまく使っていけるようにしていきたいね。