ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

修学旅行6日目

 昨日の午後と、今日の午前中は、長崎自主見学。それぞれが計画したコースに従って見学をする。教師の方は、思い思いに生徒の行っていそうな場所を見て回る。

 昨日の午後は、観光通りに行って、56回生と来た時に、リノッタの神様にするために木彫りの熊を買ったアジア雑貨の店を覗いた。今年は収穫物はなし。
 
 その後、新地中華街に行って、江山楼で上ちゃんぽんを食す。中華街入り口でスケッチをしていると時間が来たので、プリンスホテルへ戻る。

軍艦島

 そして今日は軍艦島へ行く生徒がいるので、松ノ井先生と二人で引率する。体調不良が出たりしたので生徒は18名。

 宝町から大波止に出て、埠頭へ。団体割引で2100円。昨日からの予報で、天気は下り坂ということで心配してたのだが、いい天気になった。海も凪いでいるようだ。船の方に聞くと、昨日は主濃くしたけれど最悪の状態で、乗っていた中学生はみんな気持ち悪くなり、下船した時には顔が真っ白になっていたという。

 我々の他に10名程お客さんが乗っている。定刻より早めに出航。上甲板に出て、景色を楽しむ。ところが、外海に出たとたん、揺れ始める。かなりの波だ。危険なので1階の室内に入ってイスに座るようにというアナウンスが入る。

 階段を降りるのにも、手すりにしがみつくような状態。よろよろと足下がよろける。やっと船室に入る。

 すごい横揺れ。ブランコに乗っているみたい。そこにさらにジェットコースターのように降りたり登ったりが加わる。僕のそばにいた生徒達は大喜びしている。

 伊王島を抜け、高島の近くまで来た辺りでちょっと波が弱くなる。船内にいると気分が悪くなりそうという生徒数名が後の甲板に出る。しかし、またすぐに波がひどくなるので、船内に戻るように放送が入る。

 高島を通り過ぎ、いよいよ軍艦島が見えてくる。本当は軍艦島の周りをぐるっと回る予定だったのだが、波が高いので、比較的波が静かな東側に停泊して説明を受ける。

 すごい。廃墟というのはこういうものをいうのだな、というのがわかる。こんな狭い島に5000人もの人が住んでいたのか。学校だった建物や、体育館なども見える。

 しばらく写真を撮ったりした後で、戻ることになる。船内に戻ると、とうとう具合が悪くなった生徒が戻してしまったりする。みんなで介抱し、励ましながら戻ってくる。11時ちょっと前に長崎港に帰り着く。しばらくはみんな発着所のベンチに座って体を休める。

グラバー園近辺】

 流れ解散をして、グラバー園の方へ出る。四海楼に行ってチャンポンを食べる。江山楼に比べるとあっさりした感じかな。

 グラバー園へ上がって行く坂のところで買い物をする。杉養蜂園の店がある。56回生の時に阿蘇で買い物をして以来、毎年新蜜が出ると買っている。そんな話をお店の人として盛り上がる。長男が好きなので、ラズベリー&ハニーというのを買う。

 ひとしきり家族へのお土産などを買ってから、集合場所の駐車場の方へ移動する。駐車場へ向かう歩道橋の上から、稲佐山が綺麗に見えるので、スケッチをする。天候は下り坂に向かっており、ときどきパラパラと雨が落ちてくる。風が身を切るように冷たい。手がかじかむが、それでも何とか仕上げる。

 バスに乗り、長崎空港へ。すっかり寝込んでしまう。空港で買い物をする。なぜか生徒がぞろぞろついてくる。

 手荷物検査でひっかかる。携帯電話を持っていることを忘れていた。

 長い一週間だった。