ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

家族会議

 教会にお土産を置きに行った帰りのこと。

 帰宅途中に、書道塾へ行く次男に会う。ゲームボーイに熱中しつつ歩いている。僕が見ていることにも気付かない。

 彼はゲームボーイを持っていない。声をかけたら、長男からもらったという。そもそも、書道塾へ行く前、彼は小学校に戻って、書き写してこなかった今日の連絡事項を連絡帳に書いて来い、と言われて家を出たはずだった。ゲームボーイを持って家を出るような状況ではなかったのである。

 それでなくても、このところ子供部屋の使い方でかなり注意をしていた。片付けないということもそうなのだが、隠れて何やら悪いことをしているのではないか、というのもあった。

 次男がゲームボーイを持ち出したのも、いったん子供部屋に戻ってごそごそやってからのことだった。「これは一度話し合いをしたほうがいい」ということで、夕食の後に家族会議を開いた。

 まず、家族会議を行うことを僕が宣言。その後、これは叱るということではなく、みんなで意見を出し合って考えたいことがあるのだということを説明。その上で、今日の次男の行動を報告した。

 ゲームの使い方を突破口として、子供部屋のあり方について一人一人の意見を聞く。次男は形勢が悪いと勘違いしたのか、キョロキョロして口をきかない。長男と三男が主に意見を述べる。

 そのうち、どんなルールが必要かということになって、ようやく叱られているのではないということが次男にも分かってきたようで、建設的な意見を述べ始める。

 最後に今日話をした中で印象に残ったことを言わせてみる。案の定というか、次男は何も覚えていない。長男と三男に発表させているうちに記憶がよみがえってきたようで、なかなかいいことを言う。

 僕達親と、子ども3人との心の距離が離れてしまうような部屋の使い方はしないようにしよう、というのが今日の結論。

 初めての試みだったが、わりと冷静に建設的な話ができた。ゲームボーイは、長男の提案で、僕が預かることになった。

 家族会議後、さっそく長男と次男は、それぞれにやるべきことをやろうと、試験勉強と宿題に取りかかっていた。

 この効果がどのくらい続くかなあ。