マインドコントロール
家で鼻をかんで、鼻をかんで、鼻をかんで、鼻がひりひりしていたら、連れ合いが「それ、花粉症じゃないと思うよ。」
ガーン!!!
…そうだったのか。…僕は、花粉症でもないのに、花粉症のつもりでいたのか…。
それがもうかれこれ一週間程前。
昨日、今日と、ものすごい花粉だった。
ああ、くしゃみが出る。
くしゃみが出る。
続けて出る。
続けざまに出る。
「いやー、誰かに激しく噂されているなー」
同僚「花粉症以外の何ものでもないでしょ」
でも、うちの連れ合いの言葉はゼッタイです。
何と言っても、連れ合いはこの道何年、という花粉症のプロ。
その辛さは、骨髄に徹しております。
私のこの程度のくしゃみ、どうってことはありませんや。
あ、鼻が…。
鼻をかんで
鼻をかんで
鼻をかんで
鼻をかんで
…鼻血が出てきた。
「いやー、鼻の粘膜が弱いんでしょう。」
同僚「素直に花粉症って認めなさいな!」
いやいや、この程度では、まだまだ、花粉症開眼、とは言えますまい。
目がかゆくない。
試しに、目頭をプチッと押して…。
かゆひ。
かゆひ。
同僚「目が腫れているよ」
「いやー、ちょっと夢中になってこすりすぎました。」
ということで、連れ合いの言葉には、さからえません。