ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

すごい子たちだ

激闘、激闘。1ヶ月前にディベートを始めた子たちが、初めての公式戦で5試合を戦いぬいた。

しかも、あの過酷な敗者復活トーナメントを駆け上って、関東甲信越地区第5代表の座を勝ち取った。

すごい。目の前でぐんぐん成長していく生徒たちの姿に感動し続けていた一日だった。

さぞ、くたびれたことだろう。

ぼくも、精魂尽き果てた。帰宅して、食事をし、しばらく連れ合いと話をしていたが、9時になったらもうダメだった。頭が痛くなって床に突っ伏して寝た。

さて、今日の試合をふり返ってみる。

予選1回戦。渋谷教育学園幕張中学校との対戦。

会場に集まった時に、渋幕の引率の先生から、井上先生がお辞めになったという話を伺う。衝撃で言葉を失う。真摯に、地道にディベートを普及させることに取り組んで来られた井上先生が辞められた…。かなり動揺してしまう。

じゃんけんで肯定側を引く。試合の内容は、うちも初めての公式戦、向うも初めての公式戦ということで、けっこう両者ともに緊張しっぱなしで、お互いに有効な反駁もなく、お互いの主張を繰り返した、という感じになった。

結果は2−1で勝利。

この試合、トーナメントで次にあたる創価のメンバーがズラッとそろって試合を見ていた。まあ仕方ないけれどね。

予選二回戦。創価中学校との対戦。

じゃんけんでまた肯定側を引く。

この試合では池田さんの率いる和田中学校が見学に来る。創価とうちとの敗者と、敗者復活戦で戦うからだ。

池田さんが黒板にきれいに学校名を書いてくれる。

創価のデメリットは、強くはなかったな。あと1週間あれば、勝てた。
予想をしていなかったデメリットなので、どう反駁するかで苦労したみたい。
そのために、否定側第1反駁は弱かったけれど、第2反駁で持っていかれてしまった。0−3で負け。

しかし、である。

この試合で第一反駁担当のTさんは、準備してきたブリーフが通用しないので、自分の言葉で反駁をした。結果、相手から簡単に返されてしまい、ジャッジからもこうした方がいいというアドバイスを受けたが、自分の言葉で語ったという所に価値があった。

ここで昼休み。2反担当のKさんが、「足手まといみたいで」と試合が終わった後から泣いていた。応援に来てくれた高校生が「ディベートを嫌いにならないでね」と心配して声をかけてくれていた。

さて、敗者復活トーナメントである。1回戦、2回戦で負けた8チームによる、サドンデスの戦い。

「あと何試合あるんですか」という生徒に、「勝ち続ければ3試合、負けたらそこで終わり」と話をした。それにしても遠い。関東甲信越地区5位の道は、まだまだはるか先にしか見えなかった。