ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

第10回ディベート甲子園予選第2試合

女子聖学院1−2一宮市尾西三中

さて、予選第二試合。この試合で、決勝トーナメントに行けるかどうかが決まる。

メリットは「プラスチックゴミの減少」。ちょっと立論の構成が整理不足だった。

重要性ということでプラスチックゴミの被害の解消を挙げていたのだけれど、これは発生過程が同じだとしても、メリット2としておいた方がわかりやすかったかもしれない。

相手のデメリットは「地方自治体の負担増」と「レジ袋制作会社のっ負担増」。

「負担増」の方はおなじみだが、「地方自治体の負担増」は地区大会では出てこなかったものだった。

そのため、どこに反駁していいか、困ってしまったようだった。

相手の立論者だけれど、資料の題名の部分を意図的に早口でごにょごにょとわからないように読んでいたのだけれど、なぜだったのだろう。質疑で確認しようとした時も、題名の部分を同じようにごにょごにょと読んでいたのだが、特に論点になる部分でもなかったし、おでん先生がそんな指導をするはずもなし、ちょっと気になった。

この手のお金がかかって大変だ、という議論は、ディベートの場合は、メリットが成立するなら、「それでもやるべきだ」という風に言ってしまえば、ある程度消えてしまう訳なんだけれど、まだうちの生徒たちにはそこまで教えていなかったので、ちょっと見当違いな反駁をしてしまっていた。

レジ袋担当者置かなければ行けない、とか言っていたけれど、既存のシステムで対応できるだろうから、けっこうあやしい資料だったのだけれど、まあ仕方がない。

この部分への反駁はできなかったけれど、それ以外は第一反駁、第二反駁ともきっちりできていた。

この試合のジャッジには、岡山さんと野寺君が来ていた。見学に来ていた神戸大付属の生徒たちからも「野寺さんはやさしいですう」という話を聞くことができた。

「うちの生徒はね、ノデラーになると言って、野寺君の真似をしていたんだよ」なんて話を合間に紹介する。

結局、デメリット1が潰しきれずに、相手に2票持っていかれてしまった。

この試合、昨日の試合より、さらに連携もよくなって、上達しているのが見えたので、決勝トーナメントへ行かせてあげたかったが、まあ仕方がない。もう一票、こちらへ入れてもらうために必要な議論の全体を見て試合を進めていく力がまだ足りなかったということでしょう。

でも、力の差は感じなかったし、これから秋季大会へ向けての宿題ということで、できなかった部分をできるようにしていきましょう。

試合後、家族のみなさんに挨拶をした。どうだったか感想を伺うと、「普段の様子とは見違えるようで」という声を沢山聞いた。

悔しさとある程度の充実感と、両方を感じた2試合だったのではないだろうか。

それにしても、3チームリーグというのはちょっとあっけない感じがした。できればもう一試合、やらせたかったなあ。

お昼は保護者の皆さんが差し入れて下さった豪華なお弁当をいただく。本当にいろいろと心配りをしていただき、感謝でした。ありがとうございます。

食べて元気を回復したら、さあ、午後は決勝トーナメント。うちの部員4人限定の「特別観戦講座」と行きましょう。