ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

「ぼくセザール10歳半1m39cm」

目に見えるものしか信じないような生活を送るようになったのは、いったいつ頃からだろう。おとぎ話や夢の中の世界と自分の住んでいる世界が地続きだった子どもの頃、そんな頃を思い出す作品だ。
ぼくセザール10歳半 1m39cm スペシャル・エディション

 僕は10才半の頃は不登校になりかけで、優等生の弟に嫉妬して、弟の友人に手当たり次第噛み付いて泣かせたりとか、非常に情緒不安定だった。

 「みんなが僕のことを馬鹿にしている」なんて作文に書いて、担任から「馬鹿にされていると思うなら、見返してやるくらいに頑張りなさい」なんて赤ペンを入れられたりした。

 だから、主人公のセザールが、自分の体型を気にしたり、ちょっと周りに対して引け目を感じているところは親近感が湧いた。

 主人公のセザール・プチ。セザールは「シーザー」のこと。なのに名字は「小さい」という意味の「プチ」。とってもアンバランスな名前だ。

 甘いもの好きで、ちょっぴり太めのセザールは、そんな自分にコンプレックスを持っている。一方親友のモルガンは、背が高くてスポーツができて、勉強もできる。

 だから、転校生でクラス一の美少女サラとも仲良くできている。

 ところがある日、詩の暗誦の授業の時に、ちょっとしたきっかけで、サラがセザールの隣の席になる。彼女に詩の暗誦をほめられ、俄然張り切るセザール。なんと彼は一回読んだだけで詩を暗誦できてしまうほど、暗記が得意だったのだ。

 その後、お父さんが監獄に投獄されたと勘違いして大騒ぎを起こしたり、その罰としてか、田舎のおじいさんの家に預けられたり、サラのお父さん(離婚して別に住んでいる)の家に泊まりにいったりしながら、セザール、モルガン、サラの3人はどんどん仲良くなっていく。

 そして、サラがセザールの家に泊まりにきた夜。セザールはお父さんと大げんかをしてしまう。さらに、ひとりぼっちで夜を過ごしていたモルガンも雷が恐くてセザールの家にやって来る。大好きなサラの前で、かっこうわるい姿を見せてしまった二人。その夜、モルガンは、イギリスにいると言う、生まれてから会ったことのない父親を捜しにいく、と宣言する。そして、3人の大冒険が始まる…。

主役の3人の子どもたちが(・∀・)イイ!!

…って、顔文字にすることもないのだが、実にいい。

サイトもあるんだね。

吹き替え版は、話題の神木君がセザールをやっているのかな。よく合っている。

家族で見るにはおすすめの作品だ。