ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

14−120229「楽園のカンヴァス」原田マハ

久々に読み終わった時に、叫びたい衝動に駆られました。
「誰かに今すぐこの面白さを伝えたい!」
どんどん作品の世界に引き込まれていきました。
作品の中に二人のブラウンが登場します。
MoMAの主任キュレーターのトム・ブラウンと、主人公のティム・ブラウン。僕はそこにもう一人のブラウンを重ね合わせながら読んでいました。
それは、ダン・ブラウン。あの「ダヴィンチ・コード」の作者です。
本を読んでこんなに興奮したのは、「ダヴィンチ・コード」以来です。

謎解きの面白さという点でも、あのベストセラーに決して退けは取らないでしょう。

ルーブル美術館から始まったダヴィンチに対して、MoMA美術館から始まる楽園。
2000年の日本、1983年のバーゼル、そして1900年代初頭のパリを行きつ戻りつしながら物語は展開していきます。

ルソーの絵の中に迷い込んでいくような陶酔感。

いやあ、おもしろい!

一読した後、ネットで作品中に登場してくる名画の数々を確認しつつ、再読しました。
作者の描写力に感嘆します。これ、フォトリーディングのお手本としてもいいかもしれない。
さらに最初は読み落としていた複線に気づいて、これまた楽しい。

断然おすすめの一冊です!