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2004-02-04から1日間の記事一覧

『番犬』ハンス・GYンター・ミュヒェルゼン作

原題シュティーンツ。おもしろい。崩れかかった家の閉鎖された空間で、過去にだけ意識を向けながら生きている男と、その世話をする娘。階下では男の戦時中の部下が靴音高く巡視をしている…。 こういう芝居、大好き。

『放蕩息子』ジャック・リチャードソン作

これもオレステス伝説。サルトルのオレステスに比べると、シニカルな感じのオレステス。アイギストスを殺すのを拒否して逃げ続けるが、最終的に状況がそれを許さなくなり、いやいや英雄への道を歩み始めるというところが面白いところかな。

『誤解』A・カミュ作

近ごろはセイン・カミュの方が有名だけれどね。 マルタとマリヤという名前を聞くと、聖書に出てくるラザロの姉妹の二人を連想する。客人の応対に心を奪われた働き者の姉と、イエスのみ言葉に聞き入った妹という対比。 ここでのマルタはやはり心を閉ざし、自…

『蝿』サルトル作

サルトルが描くオレステスは、神の支配を打ち破り、自分は自由そのものだと宣言する。自由を手に入れ、自由が内包する厳しさ、孤独に対して雄々しく立ち向かっていこうとする。 格好いいね。対照的にエレクトラは自由を拒否し、権力に隷属することを選び逃げ…

『壊れた世界』ガブリエル・マルセル作

いかん。登場人物に「アンリ」という青年が出てくるのだが、どうもティエリ・アンリの顔が浮かんできてしまう。一人だけ、赤いアーセナルのユニホームで頭の中をウロウロしている。伏線が最後に明らかにされるのだけれど、退屈。途中でウトウトしてしまった。…

実存的

本日は手続きのみで入試はなし。家で待機。 『現代世界演劇5』を読む。実存的演劇なるジャンルだそうな。