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ぬるいぞ橋田!

8時に駒込駅で亀岡さんと待ちあわせ。
キーボードをお友達から借りて運ぶため。今日も永野先生が快く力を貸して下さる。
永野先生の車で麻布へ。
到着するとちょうど緑ケ丘のみんなが到着したところ。
ピアノの形に舞台に設置するのに、ろう者劇団の皆さんも手伝って下さる。
てきぱきと仕事が進んでいく。
照明ボースを除くと、照明卓の横にトライダックが3台。宮岡さんが持ち込んだもののようだ。すごいなあ。一台買おうかどうしようか悩んでいる身には、じつにうらやましい。
和装に慣れていないので、ろう者劇団の皆さんが一人ひとりの着付けを面倒見手下さる。29日は自分たちでできるのだろうか。ちょっと心配。
準備をしながらセリフ合わせ。キーボードの音量を調節したり、箱馬に釘を打ったり、音の洪水。走行しているうちに神奈川県大会の打ち合わせに行っていた中澤さん到着。無事全員が揃う。
11時半くらいから通しかなと思っていたが、あれこれ準備しているうちに11時45分。12時からゲネということで、急いで食事を済ませる。
今日はビデオが3台。僕は客席上手側の前の方からアップの映像を狙うことにする。
ゲネで一度撮ってみる。衣装がキレイなので黒い背景に浮かび上がっていい感じ。
ところが、時間が80分程かかる。デジタルビデオのテープが80分。高橋先生の前説を入れられない。
ゲネが終ったら1時半。開場予定の時間。ということで、45分会場ということにして、受付の手伝いに出る。
高1が二人手伝いに来てくれる。
舞台にダーッと新聞を広げて、みんなして寄ってたかってメイクを始める。それでもなかなか終らない。
5分押し、さらに5分押し、さらにさらに5分押し。
ということで、2時を回る。雨が落ちてくる中、それでも60名ほどの皆さんが待っていて下さる。
みんなで2回ほど深呼吸してスタンバイ。
客入れ開始。
午前中専門学校の面接を受けて、その足で駆けつけてくれた高3もいた。
お客さんの最後尾から入ると、ちょうど前から後ろまでいっぱい。いい感じに入っている。
高橋先生が挨拶をして、客電が落ちる。亀岡さんのピアノ演奏でいよいよ始まる。
アップで撮っているので、みんなの表情がよくわかる。いい顔をしている。
本番に強いというか、客席とも感応しながら乗って演技をしている。いいぞいいぞ。
ゲネではうまく出なかった「なあまんどえーす!」もちゃんと出た。よしよし。
サロメとサロコロも妖艶な感じが出ている。まあ高校生としての妖艶さだから「艶」くらいだけどね。でも、それでもなかなかのものです。
ナラボーの自刃シーン、ちゃんとアップで撮ったからね。
ヨハネの分解して逃げるシーン、なかなか面白い。
感情が高まる分、サロコロのセリフがちょっと聞き取りにくかったけど、まあ御愛嬌でしょう。
ヘロデとヘロデヤが出てきて後半戦。
平島さんの存在感に負けずに青山さん、ちゃんと存在感を出してましたよ。
ヨハコロの見せ所、いや、テンポがよくなった。面白い。
柿澤さん、後半は一人で空間を支えるシーンが多かったけど、よく存在感をだしてました。
宝物を読み上げていくところ、何ともシッチャカメッチャカになっていくところが面白くて、手が震えた。
動から静への変換も亀岡さんのピアノの効果もあって、とっても印象的だった。
そしてサロメの長ゼリ。ゲネよりも感情を入れていて間も十分にとってたね。
あそこは多いに演じていいシーン。気持ち良かったんじゃないかな。
そして最後の一人ひとり倒れていくシーン。すごく印象的だった。
終って、何度も頭を下げてた様子が初々しくて良かった。
泣いてたねえ。いい涙だった。
思えば今日は田辺さんにお会いしてからちょうど9ヶ月。
6月にサロメを始めてから5ヶ月。
それぞれ地区大会などの発表と並行して、本当にわずかな時間しか取ることが出来なくて、プレッシャーも多いにあったと思う。
でも、こうして素晴らしい時間をお客さんやスタッフの皆さんと共有することが出来て、幸せだったねえ。
米内山さんを初めとする日本ろう者劇団の皆さん、ルームルーデンスの皆さん、お忙しい中駆けつけて下さった千賀さん、本当に本当に多くの人に支えていただいて、生徒達は幸せ者です。
29日のチャペル公演が残っていますが、あともう少しお力を貸して下さい。
それにしても、若いって、いいよなあ。

今週のサッカーマガジンとサッカーダイジェスト。
ともにレッズのオフト監督辞任の経緯を掲載しているが、ダイジェストが独自の視点でレッズのあり方について明快に批判をしているのに対し、マガジンは流された情報をそのまま垂れ流しという感じ。
レッズ担当記者の取材力、記者としてのスタンス、実力が如実に現れた感じ。
ブッフバルトに対する評価は、ダイジェストの方が妥当だろう。
それと、ダイジェストの記事には、批判しながらレッズへの愛情が感じられる内容だった。

マガジンの橋田記者。
まだまだぬるい。