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『結婚』ゴンブローヴィチ作

何というか、テキストだけ読んでも、不思議な感じがする。
形式というものについて作者はかなり注意をそそいでこの芝居を書いている。
夢を見ている中で、自分がその夢の内容に影響を与え、また自分が影響されていくことで、会話が変化し、相互に作用されながら話は進んでいく。
僕は夢を見ているときに、自分が望まない方向に夢の内容が進んでいくときに、それを自分の思った方向へゆがめようとするときに、ものすごく抵抗を受ける。そして望んだ方向へ変えてしまった夢は、なんだかうそざむく、よそよそしいものになる。
そういったことを芝居に書けるとは思っていなかったけど、世の中にはそう言うことができる人がいるんだねえ。
しかも、結婚式という祝祭がモチーフでしょ。すごい。