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「海の上の七つの叫び」

アレハンドロ・カソーナ作 会田 由訳

「不可能な喜劇」と副題がついている。たしかに誰も死なないから、喜劇と言えるのだろうが、笑えるという話ではない。

最後に来て「なんだ夢おちかよ」と一瞬思ったけれど、構成の巧みさを考えると、これはこれでありなんだろう。

大西洋上を航海中の船が潜水艦の攻撃で今まさに沈められようとしている。その時、特等室の乗客七人が、それぞれの隠された秘密を語り始める…。
最後はハッピーエンドになっている。

この脚本の構成を、うまく換骨奪胎して違う話に仕上げてみたい。