やっちまった…
期末テスト最終日。いよいよ現代文のテストである。
昨日、8時過ぎまでかかって、折り込んだテストを、満を持して実施。
なんたって、今回は、模擬テストの表紙をそっくりまねて、解答用紙まで中に織り込んでの労作ですから。配った時に「え、模試?」とびっくりする生徒の反応を楽しんでいる僕でした。
ところが、満を持したはずが、一カ所、間違っていたのを見落としていたのでした。
試験が始まってすぐ、
「先生、これでいいんですか?」
一番前の生徒がおずおずと質問をしてくる。
最後の4時間に読んだ4つの小説の中から、漢字の書き取りを10題出題したところ。
昨日解答して確認した時には、特に問題はなかったが…。
そう、確かに、1番から10番までの枝問は問題がなかった。問題だったのは、問いの部分だった。
なんで見落としたんだろう。
問題を解くことに意識を集中していたせいか。
それとも、老眼にでもなってしまったのか。
いつもは読みの問題も出していたので、無意識にやってしまったのか。
そう、設問には、こう書いてあった。
次のカタカナをひらがなに直しなさい。
カタカナをひらがなに変換して、何を見ようというのよ>自分。
訂正を発表した時には、試験中にも関わらず、大爆笑を起こしてしまった。
「せんせ、せんせ、半分残そうよ、半分だけ!」
いや、あのね。
「じゃあ、三つだけ残そう!」
いや、だから。
「いいじゃん、せっかく作ったんだから。」
ですからね。
ということで、大間抜けな僕でした。