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ベガルタ財政ピンチ?

これは、来季死にものぐるいでJ1へ上がろうというモチベーションにしてもらうしかないですな。

J2仙台への補助金廃止へ 宮城県、財政難で来年度限り
2006年12月31日12時12分

 全国の都道府県で唯一、サッカーJリーグのチーム運営のためだけの補助金を支給してきた宮城県は、来年度限りで補助金を打ち切る方針を固めた。支援してきたのは、J2のベガルタ仙台。一企業に過去8年間で計3億5500万円の運営費を補助してきたが、財政難が深刻化するなか、県民に人気の高いサッカーチームとはいえ、支援策を見直さないと県財政が持たないと判断した。

 ベガルタ仙台東北電力サッカー部が母体。94年、運営会社の東北ハンドレッド仙台市)が設立され、99年からJ2に参加、02年にJ1に昇格したものの、04年から再びJ2でプレーしている。

 宮城県は同社の経営安定のため、99年の5000万円を皮切りに、毎年チーム運営費を補助。今年度は2500万円を支給した。県主導でチームを誘致したこともあってJリーグチーム所在地の22都道府県で唯一、運営費支援だけを目的とする補助金を確保してきた。

 だが、「行政が一法人に補助金を出すことの説明がつかず、チームの赤字を行政が穴埋めしている」(県幹部)と総括し、補助金を全廃する方針を固めた。07年度は1000万円ほど減額し、08年度になくす考えだ。

 ベガルタ仙台への支援は、浅野史郎前知事時代の施策だが、昨年、浅野氏の後継候補を破って当選した村井嘉浩知事は、県財政は09年度までに約2260億円の財源不足に陥ると試算。知事公舎や県職員住宅の売却を進めており、サッカー補助金の全廃も「脱浅野」を象徴する施策となりそうだ。