30分でインストール→動作完了。
いや、Plaggerが色んなことができるというのは、一足早く「Plagger」の便利さを実感してみようとか、Plaggerで出前が寿司に対応しましたなどを読むとすごい可能性を持っているんだなとわかる。
しかし、当面44歳、国語科教員、perlの知識ほとんどなし(blosxomいじった程度)の人間には、ネットを巡回する時間を節約できればそれでいいわけで。
ということで、Plaggerがどのくらい簡単に導入できるか。自宅で使っているiBook(G3)にインストールしてみることにした。
事前に必要なもの:bloglinesのアカウント。Gmailのアカウント。
使うもの:JeditX。ウェブブラウザ。
手順1 まずPlagger を簡単にインストールするに行き、Plagger-Mac-0.7.11-2.tar.gz (14.2MB, 2006-09-12)をダウンロードする。
うちの環境だとけっこうのんびりしていて、これで10分かかる。
手順2 ダウンロードすると、勝手に解凍してくれる。デスクトップにダウンロードしたので、デスクトップに「Plagger-Mac-0.7.11-2」という名前のフォルダができている。中にはplaggerという名前の書類と、二つのフォルダ(「assets」と「CPAN」)ができている。
手順3 ファインダーのサイドバーを見ると、デスクトップの次に家のアイコンがついたフォルダがあるよね。よくわからんが、ホームディレクトリっていうのかな?んで、この「Plagger-Mac-0.7.11-2」というフォルダをそのまま「家のアイコン」のフォルダにドラッグして移動する。
手順4 移動した先でもう一度「Plagger-Mac-0.7.11-2」のフォルダを開く。そしてそこに「config.yaml」という書類を作って置く。
内容は以下の通り。
global:
plugin_path: assets/plugins/
assets_path: assets/
timezone: Asia/Tokyo
cache:
base: /tmp
log:
level: infoplugins:
- module: Subscription::Bloglines
config:
username: ほげほげ@ほげ.com
password: ぱすわーど
mark_read: 1
fetch_meta: 1
- module: Widget::BloglinesSubscription- module: Publish::Gmail
config:
mailto: ほげほげ
mailfrom: ほげほげ
mailroute:
via: smtp_tls
host: smtp.gmail.com:587
username: ほげほげ@gmail.com
password: ぱすわーど
JeditXだと、不可視文字を表示できる。一番最後の行に改行がないと実行できないので、改行が抜けていないかどうか確認する時に便利。他にも半角スペースの数を揃えていないとうまく実行できなかったりするので、それを確認するにも便利。
bloglinesとGmailのユーザーネーム、パスワードをそれぞれ自分のものに書き換える。
エンコードはUTF-8、改行はLFで保存。JeditXだと、「別名で保存」を選べば、その時に聞いてくるのでそれぞれを選んで保存する。
手順5 ターミナルを起動。アプリケーションフォルダの中のユーティリティーの中に入っている。
Welcome to Darwin!
とか表示が出て、次の行に
Users:~ikutosu$
といった表示が出る。これはそれぞれのコンピュータによって違うそうだ。
そうしたら、そこに
cd Plagger-Mac-0.7.11-2
と打ち込んでリターンキーを押す。
すると、
Users:~/Plagger-Mac-0.7.11-2 ikutosu$
なんて風に表示が変わる。そうしたら、
./plagger -c config.yaml
と打ち込んでリターンを押す。
あとはconfig.yamlの記述が正しければ、そのままネットを巡回してbloglinesのフィードを取得してGmailに送ってくれる。
ということで、ものの30分ほどで終了。
やってみて、ふと思ったのだが、これってComniftyの設定をしていたのに似ている。あの頃だから、モデムで電話回線につないで、ピーピーガーガーという音がして、やがて巡回が始まるのをぼけーっと眺めていたのを思い出した。
魔法のナイフとか、茄子Rとかにあたるものが、プラグインというものなんだろう。そして切り出してきたログを読むのがGmailと。
そんな感じだなあ。