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減っていないだろうねえ。

新型インフル検査、厚労省の非科学と杜撰

* 2009.05.24 Sunday
* 食・健康・医療
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 読売新聞の《新型インフル患者数、「新規発症は減少」と厚労省》をはじめマスメディアは、厚労省が「ピークは20日で、ここ数日は新規の発症者が減ってきた」とみていると伝えました。厚労省はまだ、新型インフルエンザの流行状況を自らの管理下にあると信じているようです。驚くべき非科学性です。政府が取ってきた流行阻止対策の前提は悉く崩れ去っています。新規発症者が減っているのは、するべき患者に遺伝子検査をしないからにすぎません。

 感染者は指定の汚染国からやって来て、水際の検疫作戦である程度は食い止められ、政府が気付かない内に国内に蔓延する事など無い??との前提に立ち、発熱者がいれば汚染国に行ったかを問い、行っていれば簡易検査でインフルエンザA型かB型か調べ、A型なら遺伝子検査をする??このフローを守るよう指示してきました。神戸、続いて大阪で高校生の患者が見つかったのは、学校での季節はずれの集団発生を不審に感じた医師が「海外渡航歴なし」でも遺伝子検査をするように求めた結果です。京都の小学生で見つかった例は最近、遠出さえしていないのですから、国内蔓延をさらに疑わせます。