ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

作家のたまご

卒業生のHさんが放課後に来る。原稿の添削を依頼されていたのだ。先週来ると言っていたので、毎日原稿を抱えていた。ところが顔を見せなかったので、昨日はノートパソコンを学校に持っていくため、たまたま原稿をうちに置いてきてしまった。
 そうしたら、なんと顔を出してくれた。何というタイミングの悪さ。そういうわけで、今日は忘れずに持ってきて、学校に原稿を置いておこうと決意していた。
 そうしたら思いのほか早くまた学校に来てくれた次第。設定はそれほど破綻もなく、自分独自の世界を作り上げていた。四百字詰め原稿用紙で280枚。どこかのコンクールに応募したいというので、司書が相談に乗っていた。
 彼女と同年齢の人が芥川賞をとっているわけだからねえ。しかし、芥川賞と言われても、あんまり読みたいという気にならない。硯友社の人々のように、若くして消えていかないように祈る。
 そういえば、「蛇とピアス」については、司書が生徒に読ませたら、10人のうち、9人は「痛い話だなあ」で済むけれど、1人は共振して倒れてしまう、ということを言っていた。
 そう言われても食指は動かないが。こんなにワイセツな芥川賞はだめだ!を読んじゃったからかもしれない。