ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

「わが町」

ソーントン・ワイルダー作 鳴海四郎訳

何度読んでもいい。ニューハンプシャー州グローバーズ・コーナーズの街を舞台にした3幕の舞台。

第一幕では街の住人達のごくありふれた日常生活が描かれる。

第2幕ではそうした住人の中の一組の若者の恋愛と結婚が描かれる。

第3幕は死後の世界。第2幕で花嫁だったエミリーの葬式。9年後。そこでエミリー自分の人生を振り返る。

何度も何度も舞台で見たけれど、大学生くらいが演じると、3幕を思い入れたっぷりに演じようとしてかえってアンバランスな感じになってしまう。うまい劇団だと、第1幕、2幕のなにげない生活の明るさを丁寧に演じる。そのことが3幕に至って逆照射されて、日常の一コマ一コマのかけがえのなさが伝わってくる。

舞台に乗せなくてもいいから、生徒には一度はやらせたい。