ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

スタート

今日から我が校では後期がスタートする。

朝、家を出て学校へ向かう途中、ふっと甘い香りが鼻をかすめた。

金木犀だ。

昨日はうだるような暑さの中で、そんな香りに気づくことはなかった。街路樹として植えられていて、その脇を往復していたのだから、もし昨日咲いていたら気づいていたはずなのだが。あるいは昨日の暑さで一気に花が開いたのだろうか。

金木犀の香りには、清冽な朝の空気がよく似合う。彼岸花の花の周りの空気が透明感を増しているように感じるのと並んで、僕にとっては秋を感じさせる風物だ。

学校へ行くと、なんだか違和感を感じる生徒がいる。最初、何が原因高よくわからなかったが、よく見たら、冬服を着ているのだった。

高3は夏服との別れを惜しんで、できるだけ長く夏服を着ているが、中学生くらいの場合には、そんな感傷は無縁なのだろう。

演劇部もいよいよ追い込みに入る。昨日、科学技術高校で行われた地区大会の手伝いに行って、多いに刺激を受けて帰ってきたようだ。

今まで、もう一つ踏ん切りが着かなかった部分を乗り越えようという努力を始めている。よしよし。

転換稽古が十分にできないため、ケレンをあきらめる。まあ仕方がない。その分、演技でカバーしよう。

ディベート部もスタート。今日は秋季大会のチーム分けをし、秋休み中に収集してきた資料を読み合っている。

肯定側も否定側も郵政民営化は行う立場で、どちらの政策がより優れているかを競うことになることを確認。

有権者の中の多くが、何となくムードで自民党に投票した訳だが、高校生はそこをシビアに分析して、本当に身のある郵政民営化論を戦わせようとしている訳だ。

国会議員の給与が2500万だと浮かれていた新人さんよ、高校生の議論について来れるかな。

センター入試の出願書類も、今日は提出の日。

放課後、進路の3人で提出された書類に不備がないかチェック。

入試書類出願の練習もかねているので、不備があってもこちらで修正はせず、一度返却して自分で修正させることにしている。

3人の目でチェックすると、結構一人では見落としている不備に気がつくものだ。それでも、例年よりはねた書類は少なかった。

明日からは授業もスタート。

現代文は「舞姫」を読む。「太田豊太郎は善人である」で、久しぶりにディベートをしようかな。

小論文は時間内提出になる。構想を練り、時間内に提出することで、文章構成力、集中力、そして文章力が鍛えられて行く。

受験へ向けて、さあ新たなスタートだ。