ディベート×演劇

「子どもらが 自分の場だと 思う所に 花が咲く」(徳村彰)を、学校現場で目指します。

ただいま〜!

ディベート甲子園。終わりました。一日多く泊まって帰ってきました。

試合の方は、残念ながら、予選の2試合で終わってしまいました。そういう意味では、3チームリーグというのは、ちょっと物足りないなあという気がしますね。

参加校数が24に増えたのは大歓迎ですが、4チームリーグにして、各リーグの上位2チーム合計12プラス、3位チームで成績上位のチーム4チームを決勝トーナメントに進める、何ていうのはいかがでしょうかね。

さて、2日目の最初の試合で早々と予選敗退が決まってしまったので、午後の決勝トーナメントは、中学生4人を引き連れ、観戦講座ということにしました。うちの生徒たち4人のためだけの観戦講座です。

試合に影響しては行けないので、各会場に一番乗りして、一番うしろの席に座って、準備時間に小声で立論のポイントや、反駁の戦略などをレクチャーしてました。

1回戦、準々決勝、準決勝と、全部僕が講評した通りに試合の判定が出てくれたので、ホッとしました。

ただ、滝中と北嶺中の試合はかなり微妙でしたね。

否定側にボートしようとは思わなかったけれど、否定側の戦略に助けられたという感じがしました。

決勝戦は、やはり滝中が優位に試合を進めていました。

今回、肯定側の発生過程を切らないで重要性をつぶそうというストラテジーをとっていた学校が多かったのですが、それがちょっと僕には不満でした。

池田さんは、限られた時間内での戦略として評価されていましたが、結局肯定側の議論に乗ってしまって、本当に五円の課税でレジ袋が7割も減るのかという分析に対してチャレンジしない姿勢というのは、僕は嫌いでしたね。

発生過程もつぶし、結果税収が増えてしまうのですが、その税収によるメリットもターンアラウンドをかける、ここまで十分やりきれるはずですので、そこまでやったチームが全国大会で見られなかったのは、非常に残念です。

うちとしては、決勝トーナメントで否定を引いたら、商店街の衰退と税金の無駄遣いというデメリットで勝負しようと思ってたんですけれどね。

犬のフンだけで終わってしまいました。

しかし、第一回大会以来の中学の引率になったのですが、レベルは確実に上がってます。特に、肯定側立論は、どこもかなりの水準になっていました。

逆に言うと、肯定側の議論に関しては、ジャッジが聞いて「わかる(想定しているから)」のでとってくれているけれど、否定側の議論に関しては、十分に「わからない(想定していない)」からとっていないのではないか、という疑念がちょっと残りました。

詳しいレポートは後日に。今日も万博を回るために、フローシートを別送して手元にないものですから。

生徒にレクチャーして、唯一逆の判定が出たのが、高校の決勝でしたね。

膳所高校の第二反駁の彼女の熱弁で、最後の最後にひっくり返してしまったわけですが、肯定側第二反駁の醍醐味を実感させるということでは、あの試合はいいお手本になると思います。

そのためには、立論を最強の議論として、ただ資料を詰め込むのではなく、きちんとした勝ちの説明も入れておかなくてはいけないということなんですが。

リサーチに回ってくれた高校生たちも、会津高校や慶應高校の試合から、いろんな刺激をもらったようです。

これから自分達もディベートで強くなるためにどうしたらいいか、ということを聞きにきてくれましたから。

そういう意味で残念だったのが、同じ関東甲信越代表のとある学校が、これからは練習試合で女子聖学院を除こうというようなことを言っていたことを、うちの生徒が耳にしてしまったことですね。

うちの生徒がいることに気付かずに話をしていたらしいのですが、まあ、さびしいですね。

自分のチームの底上げを図るには、周りに、優秀なチームがいてくれた方がいいわけです。

たしかにうちの高校生は初心者ですが、向上心にあふれている生徒ばかりです。「初心者なら、手助けして、うちの練習相手として手応えがあるくらいまで育ててやろう」という位の気概を持ってほしいかったですね。

今回、僕が中学生にレクチャーしているのは、2年後、3年後を見越してのことなんですが、目先のことより、もっと俯瞰した視野で物事を見てほしかったですね。

中村さんや池田さんとのつながりから、今までけっこう応援してきていたのですが、こういう話を聞くとね。

うちの生徒は繊細ですから、今後、おつきあいはなしにさせていただくことも考えないといけないかな。

さて、明日から勉強合宿の引率で軽井沢の山の中に籠ります。

土曜日のよるまで書き込めませんが、あしからず。